タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/12 (Tue) 18:55:31
海洋堂
2019年05月25日発売 12,800円(税抜)
本当は、考える人→エクエストリアンアーマー→恐竜博とブロンズ3連投稿したかったけど展覧会のとか優先したので今更レビューです。
商品はファンタジーキャラクターではない意外となかった15世紀西洋の騎士&騎馬アクションフィギュア。
人気作家竹谷隆之造形総指揮でシルバーとブロンズの2カラー同時発売です。
ブロンズカラーエディションは玩具というより置物っぽくて飾って味わう大人のインテリアって感じ。
アンティーク調の書斎に似合いそうでそういう画像を作りたかったけど我が家にそんな小洒落た雰囲気はなかった…
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/13 (Wed) 19:17:03
平たい箱の形とデザインのせいか、パッと見がプラモデルっぽくも見えてそんなところも気に入ってます。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/13 (Wed) 19:18:40
セピア調のパケ写では錆のスミイレもない黒鉄っぽくも見えますが実物はブロンズ質感がありました。
緑青を感じさせる甲冑にはうっすらと赤みもあってなかなか深みのある材質感です。
塗装は個体差がありますし、光の当たり方や撮影の仕方でも思いがけないほど印象が変わりました。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/13 (Wed) 19:20:52
付属武器はランスとポールアックス。
飾り用に
・小物入れにもなる騎士用飾り台
・クリアのアーム付きスタンド(騎士・騎馬アクションポーズ向き)
・黒のディスプレイスタンド(騎馬ディスプレイ向き)
と3種類も付いてます。
同時に撮影するの忘れてましたが騎馬眼球可動用ニードルも付いてました。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/13 (Wed) 19:24:40
関節は海洋堂でお馴染みカチカチ音するリボルバージョイント。
可動範囲は鎧騎士としては十分だと思います。
可動の詳しい構造は他所のレビューにお任せしますがなるべく構造を知っておいた方が無茶な動きをさせず扱いやすいです。
気になった点をいくつか。
・騎士の左脇に付く小型の盾はかなり細い接続軸で繋がっているので破損に注意。
・騎士の足の付け根は股間側ではなくお尻に付いている稀な構造です。
(このため干渉するチェーンメイルを外すと見事な開脚が出来ます)
・騎士を飾り台に立たせたり武器を持たせるにはドライヤーを使うと楽です。
バイザーの可動範囲が広くて頭部の印象を色々変えれるのが良いですね。
スパー(かかとの細く突き出てるの)が軟質なのも良いです。
ここが折れやすかったら扱いにえらい神経使うところでした。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/13 (Wed) 19:29:50
アクションフィギュアでありながら騎士は不自然な見た目が膝裏ジョイントくらいなのが素晴らしい。
エクエストリアン(馬術)用アーマーなので昨年販売されたフィールドアーマーとは造型にあちこち違いが見られます。
腰のチェーンメイルパーツを外せば一応片膝立ちも出来ました。
ブロンズカラーのせいか外しても気づきにくいんです。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/16 (Sat) 00:58:39
騎馬は2015年に発売された「タケヤ式自在置物 馬(うま)」が元なのか全身素の馬にすることは出来ないんですが兜は外すことが出来ました。
試す際はドライヤーでベルト部分を温めて、自己責任でお願いします。
特に騎馬の額の角はこの商品で最も破損の注意が要るところです。
口は開閉するので轡(くつわ)は咥えさせるように取りつけます。
騎馬は専用ニードルで眼球可動出来ますが金色の塗装剥がれの恐れがあるのでここも気をつけましょう。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/16 (Sat) 01:08:54
クリアのスタンドはベースが狭くて馬の歩行ポーズがつけにくかったです。
黒のディスプレイスタンドの方が大きいんですがこちらは関節の可動範囲が狭くて90度くらいしか曲がらないので歩行ポーズに向いてません。
クリアと黒では支柱の交換も径が合わず出来ません。
支柱先のクリアアーム部分だけなら黒い方にも取り付けることが出来ました。
クリアのベースは11箇所の穴から支柱を差し込む箇所を選べます。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/16 (Sat) 01:19:07
本物の馬も尻尾を振りますがフィギュアは可動範囲が広くて右の画像以上に動かせます。
馬のポージングが色々出来るって新鮮な楽しさで、生物フィギュア好きなら特に遊べると思いますよ。
「タケヤ式自在置物 馬(うま)」は分割とか目立ったので黒馬だったら欲しいなあと思っていたんですけど意外と鉄錆地調しかカラバリないですね。
今回のシルバーの方の騎馬は黒馬ですけど。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/16 (Sat) 01:35:44
準備完了、いざ出陣!
やっぱり暗がりでほんのり照明があたるような飾り方が映えると思うんですが関節付きのスタンドって玩具っぽさ出ちゃうのが惜しいです。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/26 (Tue) 23:31:39
同時発売のシルバーの方は鎖帷子が塗装でらしさ増して凄いんですけど全体から醸し出す渋さに魅かれてこちらのブロンズカラ―エディションを購入しました。
竹谷隆之作品によく見られる緑青スミイレも大好きなんですよ。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/26 (Tue) 23:34:54
騎士のつま先が長いので鐙(あぶみ)から足が外れず落馬しづらく、それでいて取り外しやすくもあるのはフィギュアでもありがたいものですね。
四足立ちなら騎士が乗ってもスタンドなしで飾れました。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/26 (Tue) 23:36:45
やはりスタンド支柱の見栄えは改善したくて適当な棒で黒支柱だけ自作。
これでカッコ良くなるぜ!と思ったのに出来上がったのはメリーゴーランドでした…
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/26 (Tue) 23:38:20
普通なポーズで飾るとこんな感じ。
黒スタンドは支柱の差し込みがベースの中央ではないです。
フィギュアは白黒市松模様に置くとまるでチェス駒ですね。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/26 (Tue) 23:40:15
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/26 (Tue) 23:42:34
騎馬2頭並んだ後ろに飾り台で立った騎士を置くだけでなんか馬車感。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/26 (Tue) 23:46:41
購入した一体は騎士の左肘と騎馬の右耳が若干外れやすかったです。
アクションフィギュアはこういうとこでも満足度に個人差が出ますね。
タケヤ式自在置物は雑なスミイレでかなり残念なことになってしまっているものもあるシリーズだと思うんですけど今回のブロンズ塗装は悪くないと思います。
こういうスミイレは大抵「Mr.うすめ液」で修正可能なのでどうしても気になる箇所は自分で直してみるのもよいですね。
スミイレが入りやすい箇所に緑青が集中してしまって騎馬は統一感イマイチに感じました。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/26 (Tue) 23:54:42
リボルバージョイントのおかげで槍突きポーズも保持出来ました。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/26 (Tue) 23:55:56
スタンドが2種付いてるので騎士が乗っていても元気に浮かせて飾ることが出来ました。
お勧めはしませんので自己責任でお願いします。
握り手パーツなんですが武器専用なのか左右共に親指と人さし指は繋がっているので手綱は握れないのが残念でした。
去年発売のフィールドアーマーもそのようなので同じものかもしれません。
切り離せば解決ですが画像ではどれもそれっぽく持たせているだけです。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/26 (Tue) 23:58:49
スケールは約1/12でしょうか。
鎧が若干小さめな気もするけどS.H.Figuartsのブルース・リーが大体サイズが合いました。
頭部の接続までは出来ないので乗せてるだけ。
手首も撮影の為にそれっぽく重ねてるだけです。
リボルテックは分解しやすく構造を調べやすいとこが好きです。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/27 (Wed) 00:03:19
S.H.Figuarts ブルース・リーは表情が4種もある楽しい商品。
騎士もリーも全長は約14cmでした。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/27 (Wed) 00:04:39
ポールアックス(ハルバート?)は
突く、斬る、叩く、引っ掛けるなど出来る用途豊富な武器です。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/27 (Wed) 00:06:26
ブロンズ繋がりで考える人とも遊びたい!
騎士の頭部側は軸接続なのでこれも頭部は乗せてるだけ。
乗馬出来ましたが塗装は考える人は緑色が強く一体感はイマイチ。
リーと考える人は手首パーツ豊富ですが手綱を握れたのは考える人だけでした。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/27 (Wed) 00:08:52
エフトイズのヒストリカルフィギュアミュージアム(2005年)と比較。
造型総指揮は竹谷隆之氏なので前作フィールドアーマーなんてこれのアクションフィギュアみたいなものではないでしょうか。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/27 (Wed) 00:10:36
海洋堂のブロンズ騎馬像といえば、ビールのおまけに付いてた みちのく物産展(2005年)がありました。
みちのくフィギュアみやげ(2016年)でも同じものがラインナップされてます。
今回の騎馬ではこの伊達政宗騎馬像を再現する顔の角度には出来なかったです。
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー ブロンズ - Bronze Color Edition
2019/11/27 (Wed) 00:13:36
置いとくだけでも惚れ惚れしてしまうのに騎士、騎馬単体でも十分遊べてまだまだきりなく楽しめそうです。
扱いに気を使う部分はあるし高いけど高いだけある、昔からこんなのが欲しかった!という願望を見事に満たしてくれた商品でした。
海外製品ではCOO Modelからパルム エンパイアという1/12スケールのシリーズでゴシックアーマードナイトなど発売されたようで気になりますがもっと高額で購入は悩まされます…
騎士はカプセルQの骸骨みたくガチャで小さめのアクションフィギュアもあればダブりで軍隊作りたくもなるので出して欲しいなあ。
それでは、この辺で終わります。
長くなってしまいましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。